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10-25, 2004

音楽を身近に置く2?旨いものと音楽 前編

音楽を身近に置く、第2回目は色々な人々の音楽の聴き方を自分の生活パターンに当てはめてみようと思う。
まあ自分は自由になる時間が多いほうだと思うので平日もこうだったりするのだけれど、この記事を読んでくださる方々は普段は一般の仕事をされたり学業にいそしむ、音楽を聴くことを趣味とされている方々だと思うので、みなさんの休日の時間というふうに当てはめて見てもらえると良いのではないかと思うので、これから紹介するパターンはそうやって自分の時間に置き換えてみて読んでもらえるとうれしい。
そのパターンひとつづつを、その音楽が聴かれている状況は今の音楽産業からはどう捉えられているのか、また作り手からみる、その状況で音楽はどう捉えられているかを自分なりに考察してみた。そこから音楽が身近に置かれるということがどういう事なのかを導き出せるのかも知れないから。

作り手である自分としてはなるべく制作意図を汲み取れる状況で聴いて欲しい、と願ってはいるのだがはたしてみなさんの身近では音楽はどう聴いてもらえているのだろうか。
それでは考察をはじめてみたいと思う。

状況1:朝8時起床。

まだ自発的に音楽は聴こうとはしていない。その時点でかなり聴力の性能としては劣っているだろう状況。とりあえずONにするのは居間のセットではなくテレビ。自発的ではないにせよ、そこからは様々な音楽がBGMとしてニュースキャスターやレポーター、それにCMナレーションの背後から流れてくる。
その音楽を聴くシステムはTV局からVHF波化された信号を共同アンテナでキャッチ、分配してテレビ受信機で受信、直径約8cmの楕円型ステレオスピーカで再生、といった具合だろうか。
かろうじて定位は確保されるものの、全周波数が聞こえるとは言い難く、200Hz以下の音域再生に至っては絶望的。しかも送信される時点であらかじめ電波の劣化、再生時の中域確保を予想してかなりエフェクトされて送信されているため原音再生とはかけ離れているといえる。

これが今言われる音楽受動層、ヒットチャートに大きく関わってくる、世の中の大多数の音楽聴取システムであろう。
まあ、まだ耳や頭が「閉店」状態にしろ、これでもたまにおっとか引っかかったりする音があるのは、上記の絶望的状態なのにも関わらず、息絶えそうに閉じこめられた音楽の最後の生命力か。
作り手としては伝えたいことのニュアンスを伝えるのはかなり絶望的状況。かなりおおざっぱな情報しか伝えられないだろうと思う。それでもこの層が今の音楽産業を支えていたりもするので、いちばん情報に投資されているところでもある。

状況2:朝10時半頃。

だらだらしながらもやっと居間のセットの電源を入れる。コーヒなどのおかげでやっと耳も開店、やっと自発的に音楽を聴こうという気になる。
このシステムはうちの第2システムで、10年ほど前のSansuiアンプに、定価30万円代後半のLuxmanのCDプレイヤー、スピーカは高さ25cm程のバックロードバスレフの2Way小型ブックシェルフ、それに外部入力というシステム。これらは新品当時ならオーディオ専門誌で中級オーディオとされる機種であるが(その世界ではとりあえず100万超でないと高級の部類に入らないらしい。謎)、いずれも中古で手に入れているため入手価格は高く見積もっても10万円以下。しかも今はそのシステムの目玉のCDプレイヤーは使われず、再生するのは貧弱なプラグで外部入力されたパソコンからのiTuneの音。
ここでもネットを見たりメールのチェックをして返信しながら聴かれるので音楽の用途はあくまでBGM。
ソースはどうかというと、音楽はパソコンに入力される時点でAAC圧縮され、とりあえずコンパクトディスクからの再生と較べても薄味。MP3の頃のひどいモジュレーションは無くなったものの作り手の意志とはかなりかけ離れている。が、メールなどに没頭しているためそれもさして気にならない。再生周波数もとりあえず80Hzより上はフラットに出ているだろうが、再生音量自体が小さいため耳に届くバランスは高域寄りである。

とシステム自体は自分の趣味で若干グレードアップしてはいるが、ラジカセに繋いだり、パワードスピーカを直接パソコンに繋いでいたりと、自宅でパソコンで音楽を再生する環境としてはほぼ似たようなものだろう。
これが音楽業界では音楽ファンと呼ばれる層、とりあえずは音楽を自発的に聴こうとする人たちの自宅での標準的なシステムか。音楽の再生機器には大して情熱を注がず、同じお金をかけるならCDもう1枚欲しい、って感じの人たち。作り手からすると再生機器にもうちょっと気を配って欲しい、ソースの力をちょっと過信しすぎ、もしくは大して期待してないのかな、と思うケース。まあこの層の人たちには表現したことの5割は伝わってくれるかなと思う。でもニュアンスは誤解されてるかも。
この層の人たちはとりあえず自発的に自分の好みを探したりしてくれるので、情報はWEBやフリーペーパーなどで伝達されることになる。この時点で使われる予算は上記のマスメディアに比べて10分の1以下かもしれない。

ここで字数オーバーになってしまったので次回に続きます。
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