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02-26, 2005

俺のタナ?壮年期編3:祝!来日カエターノヴェローソ2

久しぶりの更新、このところバンド関係のニュースばかりのアップでもっとも書きたかった音楽についての事が書けていませんでした。反省。

で今から2週間ほど前、素晴らしいニュースが飛び込んできました。前にもこのコーナーで紹介したカエターノヴェローゾが8年ぶりに来日公演をするというもの。僕は興奮せずにはいられず、前の公演の時には見に行けなかったので今回は早速とチケットを押さえました。例えレコーディング中でも抜け出して観に行きます!関係者の皆さんごめんなさい。

公演は5月半ばから、大阪、福岡、名古屋、東京での公演です。
ということで今回の俺のタナ、カエターノ来日記念の彼のアルバムの紹介2回目です。


Noites do Norte:ノイチス・ド・ノルチ?北の熱い夜
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2000年発表のこのアルバムは前回紹介したLivroの音詩世界をさらに熟成させたような曲と、若い頃のトンガったロックにのせて悪態をつく曲とが同居していたりとこれまた初めて聞いた時非常に衝撃を受けたアルバムです。
内容については以前紹介したこのサイトなんかも参照して欲しいのですが全てにおいてオリジナリティーに溢れた作品です。
音楽を愛する人にはぜひ聴いて貰いたい一枚。僕の愛聴盤です。


Noites Do Norte Ao Vivo(DVD)
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Noites Do Norte発表後のカエターノ還暦の誕生日に開催された、特別なライブの模様を収めたDVD。そういう背景を差し置いてもため息の出るような素晴らしいライブです。

通常のバンド編成に加えてチェロのジャキスモレレンバウとチンバラーダからの選りすぐりパーカッション4人を加えた9人編成、豪華な編成ですが効いているのはやはりパーカッション隊。4人の周りをぐるりと取り囲んだとんでもない数のパーカッション群を自在に操るのはやはりサンバの国ブラジル人ならではです。サッカーか音楽で身を立てるしかない国というと大げさかもしれませんが、その位過酷な環境から抜け出た彼らの演奏はダテではなく、さらにアフリカまで遡る伝統の文化をも取り入れていて音楽的要素に溢れています。

またこのDVDには日本語訳字幕がついていて、ちょっと訳がおかしいけれど十分カエターノの詩世界を僕ら日本人でも訳詞を見ながらリアルタイムに感じることが出来ます。よく難解といわれる彼の詩ですが、そんな歌のほかにもハッとするほど美しい詩や社会問題、民族問題を挙げた詩などどれも人生を重ねた詩人にしか描けないような世界です。
また余談ですが奇人ともいわれる彼のステージでのおかしな挙動を楽しむことも出来ます。

ブラジル音楽入門としては豪華すぎるほどの内容のこのDVD、ぜひ手に入れて欲しいお薦めです。


A Foreign Sound:異国の香り?アメリカン・ソングス
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今回の来日公演はこの盤からの曲が中心という噂がありますのでこれも紹介しておきます。
カエターノの最新リリースのこのアルバムはアメリカのスタンダードやヒット曲などを彼が英語で歌うという企画盤ですが、英語での彼の歌声が普段ポルトガル語での歌を聞き慣れないリスナーには聞きやすく、かえって彼の歌声の良さを認識できるという利点もあるかと思われます。とはいえ内容は手を抜かれているわけはなく最新のカエターノミュージックに仕上がっています。各国で発売されたこの盤には4種類の選曲の盤があるという事で、マニアは全部手に入れないと気が済まないらしいです。


さて、これまで紹介した3枚を聴き込んだら、いよいよ来日公演への準備は整いましたね。今後日本で体験できるかどうか分からない彼のライブ、あとは体調を整えて待つばかりです。出来るだけ多くの方が彼のライブに足を運べることを願って。
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11-28, 2004

俺のタナ?壮年期編2:Brazilian Love Affair

俺のタナ第二回、今回からは一枚ずつ紹介にしてみます。というのは自分がだんだん忙しくなると大きな記事はなかなか更新できなくて、最近では10日にいっぺんという体たらくになってしまったからです。blogなんだからなるべく小出しでも頻繁に更新するようにしたいですねえ。

で、今回はコンピもの、FaroutBrazilian Love Affairです。

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Joe Davis率いるイギリスの独立系レーベル、Faroutのコンピシリーズの第一弾ですが、これを聴いて自分は一気にFaroutファンになりました。
そもそも90年代のロンドンのクラブカルチャーの中から生まれたブラジリアンミュージックの盛り上がりがこのレーベル誕生の背景にあるようです。
が、そこでのリリースは英国のリミックスアーティスト達の作品のみならず、ついには本国ブラジルよりJoyceやMarcos Valle、Azymuthらも呼び寄せ、ライブや新録も行うなど精力的で、その状況は自分のいる更に遠い(Faroutな)日本から見るとパラダイスのように見えます。あーそんなレーベルに憧れちゃったりしますね。これはいつか自分でもやってみたいことでもあるのです。

で内容ですが、これは前回のカエタノさんに比べると、もっとブラジル音楽初心者向け、クラブミュージックを通った方には音質などの点で入りやすいのではないかと思います。自分も初心者の頃、当時レゲエの音質が好きだったこともあり、たいへん腰の据わった中低域感には好感を持ちました。と同時に今現在のかなりブラジル音楽耳になった耳で聞いても、心地よいです。

またブラジル音楽、とひとくちに言っても大変様々な種類の音楽があるのですが、自分の好きなジャンル、アーティストとはまさにジャストフィットでした。

サンバのもつ、黒人音楽本来の強烈なグルーブやその派生のサンバボッサ、サンバヘギ等の新ジャンル音楽、またジョイスの素晴らしい小鳥の羽ばたくようなスキャット、パーカッションのみのバツカーダなどが、見事に最近の西洋音楽の視点のミックスでこの一枚に収められています。Love Affairという言葉の持つ、融合という意味がよいほうに感じられる一枚です。
本国ブラジルでも年々色々なリズム、音楽の融合が進んでいるところからしてもこれは正常な進化といえるでしょう。

Farout、お薦めのレーベルです。

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10-19, 2004

俺のタナ?壮年期編1:Caetano Veloso1

これも新コーナー、ウチのCD棚を占拠するアーティストを紹介していくコーナー。壮年編とサブタイトルが入るのはオトナになってから好きになったブツだからです。今後俺のタナ青春編、黎明編も作りたいです。小3の時好きだった「失恋レストラン」清水健太郎は黎明編に入れる予定です。

で、よくあるレビューではつまらないので、今後は何か工夫しないといかんですが見切り発車、第一回目はやっぱりウチのタナを占める王道、カエターノを紹介します。

カエターノヴェローゾはブラジル北東部(ノルデシチ)出身の国民的アーティスト。もう還暦をすぎたお歳なのに枯れているどころか若いころから変わらずのトンガリぶりで、毒舌の効いた歌詞やラブソングなど、今でも現役どころか世界中でファンを魅了する作品を今も作り続けています。今回はその1部をご紹介します。

Livro
最初に紹介するLivro(1997)は手に入れてから本当によく聴きました。自分がラジオやなんかでも何回か紹介しているので、すでに手に取った方もいらっしゃるかも。
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この辺りからカエタノさんとチェロ/アレンジのジャキスモレレンバウ、それにバイーアの名物集団Timbaladaの厳選メンバーらのコラボレートが成熟してくるのですが、この作品を初めて聴いた時にはかなり衝撃を受けました。もうふだん日本に住む我々が耳にするようなありきたりの編成などひとつもありません。すべて独創的に、Vo.+Ac.Gから肉付けしていったアレンジや、もうそのままアフロブラジリアンやカンドンブレのリズムに歌を乗せただけという曲、管弦プラスVo.だけの曲など、バリエーションが凄まじいです。衝撃を受けたと同時にすんなり身体が受け入れたのは、バイーアやノルデシチのリズムを取り入れた曲達が、今までの自分の好きなリズムの趣向と共通点が多いからかも、もっともレゲエへの憧憬を受け入れたであろうサンバヘギやアシェなどとちがって、何とも優雅で、それでいてアグレッシブ。さすが「粋な男」。

もうひとつ、特筆すべきはオーディオ的にも非常に優れた音質でミックス/マスタリングされていること。奥行きのある弦と乾いたアコギやパーカッションは、どんなシステムでも素晴らしい音場を繰り広げます。一般的にオーディオマニアのシステムはクラッシック等を好む音場派とジャズなどを好む音速派に別れるといいますが、これはどちらで聴いても心地よい。実際、自分も2つのシステムで聴いてみましたがどちらも素晴らしいです。よく制作現場で言われることなのですが、良いミックスはどのスピーカーで聴いても同じバランスで聞こえる、これがこの盤には当てはまります。

Prenda Minha
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また、このアルバムをひっさげてのライブアルバム、DVD、プレンダ・ミーニャもお薦め。自分としては映像付きのDVDのほうが買いかな。CDはそれの映像無しヴァージョンというだけですのでDVDプレイヤーをお持ちの方はぜひ映像で観ながら聴いたほうが楽しめると思います。DVDで観るとカエタノさんの数々の怪しいリアクションを発見できるのも楽しみのひとつです。

アントロジア?オールタイム・ベスト
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Livroからあとはどれを買っても内容的にも音質的にもハズレのないカエターノですが、それ以前、トロピカリアドイス以前の盤になるとちょっとミックスにも違和感のある盤が目立つので買うのには勇気が必要です。一昨年くらいに、todo caetanoという40枚組BOXセットが出現しました。その時になんとその前の作品が全てリミックス/リマスターされたというのです。最近のアントロジア?オールタイム・ベストというベスト盤でそのうちの数曲を聴くことが出来ましたが、目から鱗、ポロポロ落ちます。ミックス/マスターが変わっただけで作品の内容がこんなにも素晴らしく聞こえるとは。こうなるとなんとしてでもtodo caetano、手に入れたくなりました。

というわけで、今回取り上げたカエターノ・ヴェローゾさん、興味を持っていただけた方は是非手に入れて聴いてみて欲しいと思います。必ずしやあなたの音楽趣味の糧となること、請け合いです。ここでこれ以上詳しく解説することは自分の力量からするともう限界です、いずれカエターノの紹介2も作ると思いますが、今すぐもっとカエターノの作品を知りたいという方はこのページへ。全てのアルバムにコメントがついていて参考になります。

それではまた次回。

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